どうも、歯に詳しい人、おるたです。
このブログでは、大学受験で2浪し現在歯科国試浪人もしている僕が、
国試浪人10ヶ月の間に思ったことや日記などを備忘録も兼ねて書いています。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この度、念願の歯科医師国家試験に無事合格し、
晴れてこの4月から歯科医師としての生活を始めることができるようになりました。
僕を支え続けてくれた両親、祖母、親戚、予備校の講師陣・事務の方々・切磋琢磨した仲間、バイト先のクリニックの院長並びにスタッフの皆さん、そしてここまでかなりの迷惑をかけ続け、これからもかけることになるであろう彼女。
全てはこのかけがえのない方々のお陰様であり、
今日やっとここまで来れたのは僕1人の微力では到底乗り越えることのできないものであったと強く感じています。
愛する人たちのサポートに深謝します。
合格したということは「勝てば官軍負ければなんとやら」ということで、
一応は今年やってきたこと全てが”国試に合格するための正しい手法の一つ”になったといえます。
なので今回は「これが合格につながったのでは」と思うところについて思い切り書かせて頂きます。
結論、どういったことが最も合格につながったかと言いますと、
僕の場合は「謙虚さを身につけることができた」というところに集約することができるかもしれません。
僕は115回が必修1点足らずでダメだったのですが、
1点足らずの人は単に勉強だけでなくそれ以外の内面の何かしらを見直してみるのがいいかもしれません。
予備校の同じような失敗の仕方をした仲間と話してみても、
やはり「それまでの成績が充分合格ラインに達しており直前期に油断した」という人が多かったです。
謙虚さを身につけることは、
傲慢な自覚が今まで十分にありかつそれをやめられず持病のように患っていた僕にとって、かねてからの重大な課題でありました。
傲慢さゆえに、少し物事が軌道に乗ると調子の乗り、油断し、そして失敗するということが多かったのです。
その中には、物事をうまく軌道に乗せる続ける大変さというのを直感的に感じ取って、
わざとそこから目を背けるために現実逃避をしていた側面もあったかもしれません。
とにかく、謙虚さを身につけることは僕にとっての人生の課題でありこれから歯科医師として社会に出ていくにあたっての急務だったのですが、今回の大切な一年でようやくその片鱗を身に纏うことができたのではと思っています。
謙虚さを身につけるべく意識して生活したというのもありますが、
浪人という立場で本気で落ち込み「傲慢になりようがなかった」という状態が一年続いて謙虚な姿勢が身に染み込んだというのが最も大きかったかもしれません笑
さて、国家試験に対して、
浪人生は知識面で充分にライバルと戦える状態を12月中旬までに作れているのが前提として、
その上で直前期の1ヶ月の過ごし方に全てがかかっていると考えます。
昨年は失敗した直前期の過ごし方を鑑みて、
今回はこのように過ごしました。
・復習量を多くした
・問題演習を多くした
・前回書いた記事のおかげで、優先順位を守って、高いものから処理をしていく自覚ができ、実行できた。
・競争環境に身を置くことができた
直前期も予備校が問題演習を多くやってくれ、またその成績順位を上位層のみ常に発表してくれていたので、
直前期になってトップ層から陥落しては一番まずいと緊張感を持って勉強し続けることができた。
また、予備校が問題演習をになってくれたおかげで安心して復讐に全振りすることができた。
・メンタル面を整えるため、本番で力を発揮するための本や運を味方につける本を読んだ。
・勝利の女神に好いてもらった。
この中の5番目、メンタル面について具体的にどんな本が良かったかについて書いて終わります。
前述しましたが、国家試験を1点足らずで涙を飲んだ人たちは、
少なからずメンタルに振り回され、運を見方につけることもできなかった側面があるはずです。
僕もその節があるので分かりますが、115回受験時はまず足元がフワフワして脳味噌の回転も微妙。(周りから見てもそんな風には見えなかったと思いますが)
国試も「大丈夫かな、いけるかな」とへっぴり腰でおっかなびっくり解いていましたが、
今回は明るく、楽しく、「攻めと感謝の気持ち」で伸び伸びと普段通り解きました。
そうできた理由が、
故米長邦雄著の「運を育てる」
白石豊著の「本番に強くなる」
にあります。
2冊とも僕の中での聖書になりました。
元来、運や神社などをスピリチュアル系と一括りにして訝しんでいたタイプの僕でしたが、
それも今までの人生での大きな誤りだったことが分かりました。
勝利の女神よ、好いてくれてありがとう。
ここらあたりの詳細については、また別に場所に譲ります。
ともかく、これでやっとスタートラインに立てました。
ここからが本番。
これからは医療の現場に立ちます。
うっかりミスや傲慢さは全て患者さんの不利益となり、そんなものは今後生涯をかけて全力でなくさなければなりません。
気を引き締めてまいります。
最後に、もう一度、
僕を支え続けてくれた両親、祖母、親戚、予備校の講師陣・事務の方々・切磋琢磨した仲間、バイト先のクリニックの院長並びにスタッフの皆さん、そして最愛の彼女。
ありがとうございました。
これからは受けた恩を少しずつお返ししていきます。
これからもよろしくお願いします。