どうも、歯に詳しい人、おるたです。
このブログでは、大学受験で2浪し現在歯科国試浪人もしている僕が、
国試浪人10ヶ月の間に思ったことや日記などを備忘録も兼ねて書いています。
今日は『自分が満足した時には注意が必要だ』ということについて書きます。
模試の結果が順位と点数と共に予備校内で発表されると、
「そこに載っている人は知識がある人だ」と思われて仲の良い友達や席の近い人に何かしら国試の疑問点や知識などを質問されることが多くなる傾向があります。
思えば現役の時は僕も賢い同期によく質問していました。
ここで満たされてしまうのが承認欲求。
特に、あまり今まで絡んでなかった人などがわざわざ僕の所に質問しに来てくれたりしてしまうと、
悲しいかな、やっぱりどうしてもちょっと明るい気持ちになってしまうわけです。
しかしもちろん本当に欲しい承認は来年3月の歯科医師としての地位です。
今ここで、こんな中途半端な形で全く意味のない目先の承認欲求によって満たされてしまうと、
たとえそれだけでも行動力がなくなり勉強意欲も減衰してしまいます。
その刹那が快適だからです。
僕は他者からの承認欲求に準じて行動する癖がかなりある方で、
認められるまでは頑張って、反対に「認められたなー」と自分で勝手に認識した途端に手を抜き始める。
そして「認められ度が落ちてきたな」と肌で感じたらまた頑張り始める。
という感じで努力に波があるタイプのクズ人間でした。
試験で失敗した時に、「次の試験ではやったる」となって猛烈に勉強する時期があるのも(人によってはそれが短時間だけのこともありますが)次回の試験で今回失われた承認欲求を満たすためというところが誰しにもあると思います。
僕もこの典型例で、そのせいで中学〜大学でも定期考査ごとに波があるタイプでした。
国試浪人で、「流石にそれは今後医療人となる上でも良くない癖だ」と思い、
意識して調子に乗りそうになったら自分を嗜め、
本当の目標と自分が今いかにつまらんことをしている人間なのかということを思い出し、
今ではかなり継続的に結果を出せるようになり、改心できてきていたつもりだったのです。
ですが今回、最後の模試が終わり次の模試がないということで、
「最後までシードを守れた満足感」みたいなものも相まってその手の承認欲求に弱くなってしまっていました。
年明けからの予備校の問題演習講義でも順位を発表されるのですが、
それでこの年末年始にみんながバチバチに仕上げてきて僕の名前が載らなくなったらどうするよ。。
それが一番恥ずかしくて滑稽なのに、
国家試験で僕が落ちたらもう終わりなのに、
それを忘れてなんで目先の満足感に溺れることができるのか、
自分のどこまでも無能な脳味噌を恨みます。
また、質問されて嬉しくなるなんて、
質問してくる人のことを認めてしまっている証拠なので、
意図的に国試に関しては見下して「質問されて当たり前や」と性格わるくやっていきます。
残り40日 勝ちたい相手に勝てない時や朱に交わりたくない時の心構え
じゃないと嬉しくなってしまうので。
満足しそうになったら
気を引き締めて止める。
ふわつく前に自分を鎮める。
一瞬の気持ちの良い夢の中じゃなく、冷たい現実の中で今を生きる。
歯科医になるまでは社会的に僕は死んでるんだから。