どうも、歯に詳しい人、おるたです。
このブログでは、大学受験で2浪し現在歯科国試浪人もしている僕が、
国試浪人10ヶ月の間に思ったことや日記などを備忘録も兼ねて書いています。
今日は凡ミスについて僕なりに考えていることを書きます。
結論を言うと、「それは凡ミスじゃなくてその程度の実力や」という内容です。
「僕は凡ミスで国試必修一点落ちしました。」
これは、僕が現在の浪人の身の上を話す時の枕詞みたいなものなんですが、
果たしてこの、”凡ミス”とはいったいなんなのでしょうか。
辞書で調べると、「不注意によるミス・軽率でつまらないミス」とあります。
確かに、僕は必修で不注意(熟考しなかった)、軽率(「これだー」と、なぜか誤答に脳死で飛び付いた)なミスを犯しましたが、
しかしこれは、単に不注意・軽率という条件が重なった時に犯す程度の知識しか身に入っていないというだけのことを意味する事象でもあります。
これがマークミスであれば、実力とは関係ない凡ミスといってもいいでしょう。
(これも注意力散漫で日頃の注意力を鍛える訓練が足りないだけとも言えますが)
しかし思い間違いや問題文の読み飛ばし・勘違いで違う選択肢を選んでしまうというのは、
その緊迫した状況・ストレス下でそのパフォーマンスしか出せなかった己の調整不足だなと思います。
115回歯科医師国家試験を受けた当時の僕を振り返ってもそう思います。
「そういう状況になるとあやふやになりそう」な程度の知識の定着しか行えていなかったということです。
僕たち国試受験生がこの時期に、例えイ○ラエルに突然拉致され拷問を受けるようなストレス下に置かれようと、
アドレナリンで血圧が上昇することや、
急性化膿性歯髄炎の処置が麻抜であるというレベルの知識はトばないはずです。
つまり、その状況になったらトぶ程度の知識の定着レベル、
そして、その状況になったら半端な知識からトばしてしまう程度のメンタルの不安定さ。
メンタル面の整え不足、準備不足が露呈してしまっているだけに過ぎないのです。
だから、
Q「凡ミスを減らすにはどうしたら良いかと言う質問」(そんな質問は来ていませんが)に対しては、
A『もっとよく事柄を覚え込んで、適度なストレス下に身を置いてそこで平常通りに動けるよう訓練して自信を持つようにする。』
これしかない、簡単なことです。
国試を受けた時の僕は、
当時国試を少し舐めていて、12月1月とパフォーマンスが落ちて国試直前の1週間くらいに猛烈に詰め込み直す羽目になったために自信がなかったのと(情けない)、自信がないから焦りやすくなっていて冷静な判断力に欠いたのだと思います。
しかし、そんな状況になったとしても、必修が一点足りない状況になっただけで他の分野はボーダーの遥か上です。
メンタルを鍛えてもっと反復して当たり前になるまで覚える。
再度言いますが凡ミスの対策はこれに尽きるのではないでしょうか。
こんなこと、国試の直前になってきたら怖くて書けないので、今のうちに書いて自分に発破をかけておきました笑
では。
(おまけ)
国試に出たら忘れてそうなところ3選
①細胞内液の低下→加齢変化、粘膜乾燥
細胞外液の低下→ツルゴールの低下
細胞外液が多い→乳児
②2.3-DPG(解糖系の代謝産物)上昇=酸素枯渇→酸素解離曲線の右方移動=Hbが酸素を手離しやすくなる
③結核とサルコイドーシスで見られる小体=星状小体